大抜卓人のNothing But A Trouble

仕事で夜遅く帰宅。
家で原稿を書き。
気がつけば朝
なんてよくあることだ。

僕の生活は昼夜逆転で

でも大学生の頃のように
昼過ぎ起きたりはできない。

父親だから。
子供の手本にならないと。

「パパ、そろそろ起きてよ」
息子が肩を叩いてくる。

「はいはい」
は毎朝恒例・・・

ところが今朝
目を覚ませば
娘がベットサイドに立ち
「＆％’＃’＆％＆％’」

起きろってことね・・・
布団をまくりあげた。

娘はそれを確認した後
リビングにトコトコ歩いていく。

次の瞬間
リビングにいる妻が驚いた声をあげた！
「今、何言うたん！」
「え！！！！」

妻が娘を抱き抱え
ベットルームにやってきた。

ベットで上半身だけを起こした私に
妻は興奮した様子で
こう言った。

「喋ったで！」

「え？」

「ちゃんと喋ったで！」

「ホンマに！何て？！」

「パパ、やっと起きた」

「・・・・・・そう」

たたみかけるように妻が言った

「息子の一言目もそれやったわ・・・」

「・・・・・・・そう」